デザインの話2 デザインの分野
私の専門分野を選ぶとするとインダストリアルデザインです。しかし、あえてプロダクトデザインという言葉とします。なぜならインダストリアルデザインより広範囲のデザインとなるからです。

デザインは社会性のある、生活に密着した分野です。朝起きて寝るまで、そして寝ている時までデザインの分野は広い。

朝起きると歯を磨き顔を洗う時に使う歯ブラシや石鹸、電気シェーバー、タオル、洗面台。順にプロダクトデザイン、パッケージデザイン、インダストリアルデザイン、テキスタイルデザイン、インテリアデザイン。

街を歩けば広告、車、イケメンの洋服などが目につく。グラフィックデザイン、カーデザイン、ファッションデザインなどです。
 
その中で私の専門分野は、プロダクトデザインです。デザインは大きく視角伝達系、情報系、製品系に分かれますが、その中で製品系、立体のモノに関わるデザインです。

インダストリアルデザインとの違いをいうと、インダストリアルデザインは、アメリカで機関車を流星形と呼ばれるスタイリングデザイン、たばこのピースのパッケージデザインなど「口紅から機関車まで」という本を書いたフランス系アメリカ人のレイモンド・ローウィがデザインをビジネスにした生みの親であり、

いうなれば工業社会の成立のために工業社会(工業製品)を人に適合させる目的で誕生した。しかしプロダクトは製品、産物のをさす。プロダクトデザインはいわゆる堅いモノだけではなく柔らかいもの、工芸品、食料品なども含まれてくるであろう。また工業製品自体だけでなく製品の成り立ちの仕組み、製品周辺の成り立ちまでも含む。

機能美という言葉があるが、機能と美しさを両立する事はプロダクトデザイン、インダストリアルデザインに密接に関わっている。機能、使い勝手は良いが美しくない、例えば「〜が考えた便利グッズ」など使い勝手をよくしようと考えているが「なんか変な形」のモノが多い。アイデアだけであり機能美とまでいっていない。

またはカッコイイ椅子に座ると倒れるモノがある。形だけである。「便利グッズ」がいい、「カッコイイ椅子」がいいというが、両者が融合して、私はデザインがちゃんとしていると思っています。

プロダクトデザインはある依頼、願いに対してそれを創造し具体化して、現実に存在する様に計画します。実際には作る人は他にいて、イメージを具体的に創造し、伝えるものを作ったり、デザインがイメージ通り作られるか監理したり、円滑に進めるようにしたりする事が含まれているからです。
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by papa-narini | 2005-02-24 18:00 | デザインの話
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